[2008.08.31] 夏・秋
8月が終わります。昔から僕の中で、8月は夏。9月は秋。なぜだか夏と秋だけは数字できっぱりと区切っています。好きなものを待つのは楽しいけど好きなものが去り行くのは寂しいものです。僕は雪国育ちだけど冬は大っ嫌い。毎年、冬至が待ち遠しいんです。この日を境にどんどん陽は長くなる。たとえその日が猛吹雪だったとしても、僕にとっては「冬至」こそが夏のカウントダウンの始まりなんです。待つのはいいね。積雪量がゼロになったり、いつの間にかふきのとうが咲いていたり、虫を発見したり、桜が咲いたり・・・日に日に暖かくなっていく。旅行や遠足も準備してる時が一番楽しいって言うじゃないですか。先生に「おやつは300円まで」なんて決められて100円玉握りしめて駄菓子屋でうまい棒なに味にするかいいだけ迷ったり。バナナはおやつ?とか。おやつや水筒リュックサックに入れて準備して。確かに楽しかった。でも遠足から帰ってきてリュックサックの中を出して片付けするのはすんごい面倒だし嫌いだった。遠足の後片付けを秋の訪れに例えるのは強引かもしれないけどでもやっぱり去って行くのは寂しいですよね。「まだ夏でしょ?」みたいに未練たらしいのも嫌だから、だからきっときっぱりと夏には終止符を打っているんだと思います。それが8月31日。僕の中では明日から秋。もちろん秋には秋の魅力がたくさんあります。四季を楽しみたいと思います。そして四季に合ったビール、四季を楽しめるビールも造っていきたいものです。
「先生、サンマはおやつに入りますか?」
<ビアホール ~本日8月31日の樽生~>
・ピルスナー alc.5%
・リッチモンドエール alc.5%
・スタウト alc.5.5%
・ヴァイツェン alc.5%
[ゲストビール]
・ピリカワッカ ~スタウト~ (千歳)