[2014.02.19] いろんな飲み比べ。

ご好評いただきました、NIB限定ビールのNZ-W ALE(ニュージーワインエール)

じつはこのビールには兄弟がいます。

その名は、 「スノーダイビングレッドエール」
(ネーミングの由来はビアバーノースでご説明します)

私は職業柄、ビールの試飲をそれなりにやってます。
仮に試飲の必要がない場合でも、飲めばそれを「試飲」と言い切ります。
この上ない権利の濫用です。この上なく頭が悪いだけかもしれません。

そんな話はいいとして、このテイスティングについて。

試飲って言ってもいろいろあります。
何を求めて試飲をするのか=試飲の結果なにを得たいのか。
ということなんですが、
その目的によって、試飲方法は様々。
一つのビールだけを試飲することもありますが、
私の場合は、大抵が2種類以上のビールを同時に試飲します。
それはたくさん飲みたいから。
じゃなくて、比較の対象があったほうが、違いというかその「特徴」を理解しやすいから。

わかりやすい例えだと、
ペールエールの飲み比べとか。
ペールエールと一言に行っても広範囲なので、その試飲の目的にっよってスペックを
絞っていったり、共通点のかぶるものを選んだりして数種類チョイスして試飲。

またここ数年多いのが(ノースもつくったことありますが)、
シングルホップで仕込んだビールの飲み比べ。
これはホップの特徴を分かりやすくするために、
使用するホップは1種類のみに限定し、ホップ以外の条件を全く同じにして
つくったビールを何種類かつくって飲み比べることによりホップの特徴を理解する目的の試飲。

そして最近ではミッケラーやブリュードッグがやっているように「酵母違い」シリーズも。
(かなり昔、アサヒもやっていたような)

そんな感じで、目的に応じてホントに本当~にいろいろな試飲ができるわけです。

で、今回わたしが用意する飲み比べビールは2種類。

・ニュージーワインエール
・スノーダイビングレッドエール

この飲み比べ、ある共通点を持った2種類のビールなんですが、
さきに言ってしまうと、眉間にシワを寄せるまでもなく違いが一目瞭然なビールです。


簡単なビールができるまでの工程は

<モルト粉砕→糖化→麦汁濾過→ホップ添加&煮沸→ワールプール→麦汁冷却→酵母添加→

発酵→(ドライホッピング)→熟成→完成>


大雑把にこのような感じです。

この工程の上段部分が「仕込み」にあたるところ。


ニュージーワインエールとスノーダイビングレッドエール、
「仕込み」の工程は全く同じ。(=全く同じ麦汁)
でも「発酵~完成」の工程は全く違うのです。
(使用する酵母だったり、発酵温度だったり、最終糖度やアルコール度数だったり、ドライホッピングの有無だったり)

ビールの醸造工程の中でも、「仕込み」はとても重要な部分であることに違いはありません。
粉まみれになったり汗かいたり、過去のデータをもとにさらに上のビールを目指して
ほぼ一日をかけて仕込むわけですから。(これって悲しいけどただの自己満の世界?)
でもビールが仕上がるまでを30日と設定するとしたら、仕込みはたったの30分の1。

仕込みが終わりステキな麦汁ができたら、酵母を添加して発酵がスタートします。
この先の、発酵~熟成~仕上がりまでの期間も、もちろん非常に重要な訳です。


「仕込み」で素敵な麦汁をつくり、その麦汁に酵母を添加するまでは「人間」の仕事。

でもその麦汁を「発酵」させて酒にするのは「人間」じゃなく「酵母」の仕事。

でもでも「酵母」がどのように発酵し、どんな酒に仕上げるかをコントロールするのは「人間」の仕事。
(麦汁の糖質によって酵母の働き方も変わるので、仕込みの時から酵母のことを十分に意識する必要有り)


なんかダラダラと書いてますが、
「仕込み」と、「発酵~熟成~仕上げ」までは、切り離せるものではないですし
なんと言うか、ブルワーと酵母はパートナー。そんな言い方も出来るかなと。
パートナー同士が阿吽の呼吸をとることによって素敵なビールが生まれるんだと思います。
ですから、ブルワーはパートナー(酵母)のことを十分に理解してあげることが重要なわけです。
(私は恥ずかしいことにこの点はまだまだ勉強不足。もっともっときちんと勉強します!)

仕込みで麦汁をつくるのが「産む作業」
酵母とタッグを組み発酵管理するのが「育てる作業」

そんな表現も出来ると思います。
で、今回の2種の飲み比べは、同じ麦汁を産んでも、その後の育て方で
こんなにも違うビールが出来上がるんだ~!!

ってのを感じて楽しんでいただければ私としては嬉しいな~、的飲み比べです。


この飲み比べ、Beer Bar NORTH ISLANDの月一恒例イベント
2月23日の「昼飲み」でお楽しみいただきたいと思っています!


あ、「昼飲み」のテーマはまた明日(?)のブログで。私がSUPER NIGA~Iに合わせたいフード構成でもあります。



IMG_0012.jpg
これはブリュードッグの酵母違い4種。これまた「飲み比べ」が楽しい試飲です。


Beer Bar NORTH ISLAND 2/19 
~NORTH ISLAND BEER~
・"SUPER NIGA~I" -India Miyama Lager-   alc.6.0% vol.
 (志賀高原×ノースアイランド コラボビール)
・PILSNER                    alc.5.0% vol.
・BROWN ALE                   alc.5.0% vol.
・STOUT                      alc.5.5% vol.
・WEIZEN                      alc.5.0% vol.
IPA 欠品中                   alc.7.0% vol.
・Coriander Black                 alc.5.5% vol.
・Imperial Stout 2014              alc.9.5% vol.
~GUEST BEER~
・アメリカンバーレーウィート(登別・鬼伝説ビール)  alc.5.0% vol.

Beer Bar NORTH ISLAND  中央区南2条東1丁目 M's二条横丁2F
                               tel:011-303-7558

営業時間 18:00~24:00  定休日 : 月曜日

ビール(NIB) | CM 22014/02/19(水) 11:12:31

コメント

承認待ちコメント
このコメントは管理者の承認待ちです

2014.08.23(Sat) 16:51 | | |編集

承認待ちコメント
このコメントは管理者の承認待ちです

2014.10.31(Fri) 15:42 | | |編集

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://tedubaku.blog51.fc2.com/tb.php/1020-49ef5b7b

| main |

プロフィール

TGY

Author:TGY
プロフィール

2009年の春に工場を札幌から江別に移しました。北海道からこだわりのクラフトビールを発信します。

twitter

カレンダー

02 | 2017/03 | 03
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

月別アーカイブ

FC2カウンター