[2008.11.24] 生ホップ

おはようございます。

ここ2~3日、なんだかいつも以上にあっという間に過ぎた気がします、もちろんいつも通りビール中心の日々。いや、いつもより濃いビールな日々だったような。でも通常の醸造作業的には全然予定通りいってないけど・・・21日の全国ブルワーズ情報交換会には参加できず残念だったけど、道内外のブルワーさんと色々話ができたり、ビアフェスin東京でカナディアンのブースのお手伝いをしてくれたボランティアの方がビアホールに来てくれたり、志賀高原ビール飲んだりオゼノユキドケIPA飲んだり、これであと一回多く仕込みができていれば言う事なしだった。
ちょうど今、お気に入りのIPAをビアホールで開栓したばっかりだったので、志賀高原さんのIPAもオゼユキさんのIPAも気になっちゃって。(志賀高原さんは「生ホップ使用」という最大の興味もある)で、やっぱり飲み比べちゃったりして。でもこれは「どっちがうまい」とか「どっちの勝ち」とかじゃないですよ。それぞれのビールに造り手それぞれのコンセプトや想いがある訳で、それらを感じながら、そしてそれぞれの違いを感じながらいただくのが僕にはとっても楽しいし刺激にもなるんです。やっぱりどれも美味しいですね、普通に自分のビールも褒めちゃってるけど・・・これちょっと考えてました、自分でうまいとか言っちゃうのって如何なものかと。僕的には「ホントにおすすめですよ」というだけのつもりなんだけど、逆にウソっぽいというか価値が下がるというか・・・もっと無口で頑固そうな職人をきどってみようかな。
さあ、そろそろビアパブにカナディアンの美味しいIPA(あっ、また言っちゃった)の営業をかけようかな~相変わらず少ししかないけど。

IMG_2153.jpg
これは、先日お伝えした志賀高原ビールのego-brewerさんからいただいたビールのペールエール(生ホップ使用)です。まずなぜこのビールをいただくことが出来たのか。以前のブログでも紹介したカナディアンの「NORA ALE」 。簡単に言うと「近場に自生している野生ホップをもぎ取ってきてビールを造ろう」企画。収穫してきたのはいいけど、これ実際どうやって使うの?と、生ホップを目の前に早くもテンパイ。そこでマイケルさん経由でego-brewerさんをご紹介いただき、生ホップについてのアドバイスをいただいたのです。そう、志賀高原さんは「自家栽培ホップ使用のビール造り」に取り組んでいらっしゃる、「おいおい、ちょっとそれマジ!?」って感じのブルワリーなのです。カナディアンとしても今後少しずつかつ出来るだけ環境問題そして地産地消を意識したビール造りにも取り組んでいきたいと思っているので、個人的にもかなり気になり、そして刺激をうける存在なのです。(そういった意味で一番興味があるのが「志賀高原ビール Miyama Blonde」 このビールについてはまた後日) で、アドバイスをいただいたお礼にと思いNora Aleをホントに少量ではありますがお送りさせていただいたのです。そうしたら逆にお礼返しをちょうだいしてしまったのでした。なんだか海老で鯛を釣ってしまったような気がして恐縮です・・・
そして、早速いただいたこのペールエール。びっくり!かなり美味いんです。Nora Aleで感じていた「これが生ホップの特徴であろう」ものが、一口飲んで再認識というか確信に至ったのです。僕らの造ったNora Aleはビタリング(苦味付けのホップ)も全て生ホップでトライしたため、ホップアロマも重要だったのですが、最優先すべきは「ある程度のビールとしての苦味の確保」でした。そのため収穫したホップのほとんどをビタリングに使用し、フィニッシュに使えたのは少量。それとは逆にアロマホップとして沢山の生ホップを使用したこの志賀高原ペールエール(Harvest Brew)。品種はカスケードとのことで、僕的にはカスケードって比較的、他のホップよりも特徴が残りやすい「僕カスケードです」って感じのホップなんだけど、そんな既存イメージよりも、”生”由来の風味がまず瞬時に感じられ、その後麦の甘い風味やホップの程よい苦味と共にバランスよく風味がまとまり、飲んだ後も口と鼻に”生”由来であろう瑞々しい香りが感じられる。生ホップの特徴を存分に出すためには、ビタリング、フィニッシュ、全てを生で使用すればその分比例的に効果が現れるかとも思ったのですが一概にそうでもないんだなと思いました。もちろん全部を生で仕込んだほうが贅沢感であったり未知の旨味であたりその他付加価値はでるのかもしれませんが。また、逆にペレットホップ(乾燥ホップの一種)特有のフレーバー(沢山使うと出やすい)で、生の良さが隠されちゃったらもったいないな、とかも思いましたが、このペールエールは生ホップの特徴、その他それぞれのイイ特徴がバランスよく表現されているとっても素敵なビールでした。おそらく勝手に「育っていたホップ」ときちんと「育てられたホップ」の品質の違いもあるんだと思います。ホップの栽培からこのペールエールの完成にいたるまで、全てにおいて脱帽です。こんなに美味しいビールをありがとうございます!いずれはカナディアンも自家栽培とまではいかなくても契約栽培でホップを育てたいものです。もちろん麦も。それが叶うまではカナディアンはNORAシリーズだね!!来年はもっと素敵なNORAちゃんを造ろう!アロマにも沢山使えるくらい来年はたっぷりとって来よう!いただいた志賀高原ビールについては今後のブログでもまた紹介できればと思っています。Harvest Brew IPAもMiyama Blondeも楽しみだ~


<ビアホール ~本日11月24日は定休日~>

未分類 | CM 22008/11/24(月) 10:18:45

コメント

楽しみは尽きませんな。

2008.11.25(Tue) 05:10 | URL | OKE|編集

OKEさん
そうっすね~、楽しみにしている事を心の底から楽しめるようにしたいですね!

2008.11.25(Tue) 11:18 | URL | tsutsu|編集

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2009年の春に工場を札幌から江別に移しました。北海道からこだわりのクラフトビールを発信します。

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